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「エアコンから変な音がする…」「故障かもしれないけど、そのまま使っても大丈夫?」と不安に感じていませんか? エアコンの異音には、「キュルキュル」「ポコポコ」「ピシピシ」「ガタガタ」などさまざまな種類があり、音によって考えられる原因は異なります。中には熱膨張による正常な動作音もありますが、部品の劣化や故障が原因となっているケースもあり、放置すると修理費用が高額になってしまうこともあります。 この記事では、エアコンから聞こえる異音の種類ごとの原因や、自分でできる確認・対処方法、専門業者へ相談するタイミングについて詳しく解説します。

1. キュルキュル・キーキー音|ファンやモーターの劣化が原因かも

1-1. キュルキュル音はどこから聞こえる?

「キュルキュル」「キーキー」といった高い金属音は、室内機・室外機のどちらでも発生する可能性があります。特に長年使用しているエアコンでは、ファンモーターのベアリングの摩耗や潤滑不足によって、回転時に金属同士が擦れ合うような音が発生することがあります。

また、機種によっては送風ファンにホコリが大量に付着し、回転バランスが崩れることで似たような音が聞こえるケースも。

このような異音は、運転開始直後だけ発生する場合もあれば、運転中ずっと鳴り続ける場合もあります。使用年数が8~10年を超えているエアコンでは部品の経年劣化が進んでいる可能性が高く、放置するとモーターそのものが故障してしまうこともあるので注意が必要です。

POINT

キュルキュル音が出やすい状況

① 電源を入れた直後だけ鳴る
② 運転中ずっと鳴っている
③ 風量を上げると音も大きくなる
④ 数年以上使用していて突然鳴り始めた

1-2. 放置するとどうなる?

キュルキュル音の原因がフィルターの目詰まりや軽度のホコリであれば、
フィルターを掃除することで改善する場合があります。まずは運転を停止し、フィルターにホコリがたまっていないか確認してみましょう。
しかしファンモーターやベアリングなど内部部品の劣化が原因の場合は、ご家庭での修理は難しいため、専門業者による点検・修理が必要です。無理に分解しないようにしてください。

「そのうち直るだろう」と使い続けてしまうと、部品の劣化が進み、異音が悪化することがあります。
異音が続く場合や、以前より音が大きくなったと感じる場合は、故障が進行する前に点検を受けると安心です。

2. ポコポコ・ボコボコ音|ドレンホースからの空気の逆流が原因かも

2-1. ポコポコ音の正体は「ドレンホースへの空気の逆流」

エアコンを運転しているときに、室内機から「ポコポコ」「ボコボコ」と水が泡立つような音が聞こえることがあります。この音は故障ではなく、ドレンホース(排水ホース)から空気が逆流していることが原因であるケースがほとんどです。

ドレンホースは、冷房や除湿運転によって発生した結露水を屋外へ排出するためのホースです。しかし、気密性の高い住宅やマンションでは、換気扇を使用すると室内の気圧が下がり、外の空気がドレンホースを通って室内機へ逆流することがあります。このとき、水と空気がぶつかることで「ポコポコ」「ボコボコ」という音が発生します。

特に24時間換気システムを使用している住宅や、高層マンションでは起こりやすい現象です。また、台風や強風の日は外からの風圧の影響を受け、普段より音が大きく聞こえることもあります。

ポコポコ音だけで冷暖房の効きに問題がなく、水漏れも発生していない場合は、故障ではない可能性が高いため、慌てる必要はありません。ただし、音が急に大きくなったり、水漏れを伴ったりする場合は、ドレンホースの詰まりなど別の原因も考えられるため注意しましょう。

2-2. 消音弁の設置やドレンホースの点検で改善することが多い

故障でないポコポコ音を改善したい場合は、ドレンホースの先端に取り付ける「消音弁(逆流防止弁・ドレンキャップ)」の設置が効果的です。外からの空気が逆流しにくくなるため、多くの場合は音の軽減が期待できます。部品自体はホームセンターやインターネット通販などで数百円から1,000円程度で購入でき、比較的簡単に取り付けられます。

また、一時的な対処法として、窓を1〜2cmほど開けて室内外の気圧差を小さくすると、音が収まることがあります。窓を少し開けるだけで改善する場合は、空気の逆流が原因である可能性が高いでしょう。

一方で、ドレンホースの内部にホコリや泥、虫などが詰まっている場合は、消音弁を取り付けても改善しないことがあります。

室内機の下から水が垂れている、ポコポコ音と同時に水漏れが起きている、ドレンホースの先端が土や落ち葉で塞がっている場合は、早めに専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。

ATTENTION

こんな状態のドレンホースは要注意

・ドレンホースが折れ曲がっている
・落ち葉やゴミが詰まっている
・室内機から水漏れしている
・消音弁を取り付けても改善しない(サンシェードや遮光ネットで改善できる場合あり)

3. ピシピシ・パキパキ音|実は"正常音"のことが多い

3-1. 「ピシピシ」「パキパキ」は熱膨張・収縮による正常な動作音

エアコンの運転を開始した直後や停止した直後に、「ピシピシ」「パキパキ」「バキッ」といった乾いた音が聞こえることがあります。このような音は、室内機の樹脂(プラスチック)パネルや内部部品が温度変化によって膨張・収縮する際に発生するもので、多くの場合は故障ではありません。

冷房運転では内部が急激に冷やされ、暖房運転では反対に温められるため、外装パネルとの温度差によってわずかに伸び縮みが起こります。その際に部品同士が動くことで、「ピシッ」「パキッ」といった音が発生します。これは多くのメーカーのエアコンでも見られる一般的な現象であり、使用年数に関係なく発生することがあります。

特に季節の変わり目や、夏・冬の運転開始時は室内外の温度差が大きいため、音が聞こえやすくなります。また、新品のエアコンでも同様の音がすることがあるため、音だけで故障と判断する必要はありません。

次のような場合は、正常な動作音である可能性が高いでしょう。
運転開始や停止のタイミングだけ鳴る
音は数秒から数分で収まる
冷暖房の効きに問題がない
毎回ほぼ同じような音がしている

3-2. 運転中も鳴り続ける場合は異常の可能性も

一方で、運転中ずっと「ピシピシ」「パキパキ」と音が続く場合や、以前より音が大きくなってきた場合は注意が必要です。

例えば、室内機内部の部品が変形している、取付金具(ブラケット)が緩んで本体が振動している、経年劣化によって内部パーツに負荷がかかっているなど、何らかの異常が起きている可能性があります。また、異音と同時に本体のガタつきや振動を感じる場合は、設置状態に問題があるケースも考えられます。

さらに、「ピシピシ」という音に加えて冷暖房の効きが悪い、水漏れしている、焦げたような臭いがするなどの症状がある場合は、内部の故障が進行している恐れがあります。

音の種類だけで正常か異常かを判断するのではなく、「いつ鳴るのか」「どのくらい続くのか」「ほかの症状はないか」をあわせて確認することが大切です。
POINT

「正常音」と「異常音」の見分け方

① 運転開始・停止時だけ鳴る → 正常な動作音の可能性が高い
② 運転中ずっと鳴り続ける → 点検を検討
③ 音が以前より大きくなっている → 部品の劣化や緩みの可能性
④ 異音に加えて水漏れ・異臭・冷暖房の効きが悪い → 早めに専門業者へ相談

4. ガタガタ・ブーン音|室外機の振動トラブルに注意

4-1. ガタガタ・ブーン音の原因は「室外機の振動」や「異物混入」

「ガタガタ」「ドンドン」「ブーン」といった低く響くような音は、室外機から発生していることが多く、振動や部品の劣化、異物の混入などが主な原因として考えられます。

室外機はコンプレッサー(圧縮機)やファンモーターが常に回転しているため、もともとある程度の運転音は発生します。しかし、以前より明らかに音が大きくなった、振動が床や壁に伝わるようになったという場合は、何らかの異常が起きている可能性があります。

例えば、室外機を固定しているボルトが緩んでいたり、設置面が傾いていたりすると、運転中の振動が増幅されてガタガタと音が鳴ることがあります。また、ファンの周辺に落ち葉や小石、ビニール袋などの異物が入り込むと、回転する羽根に接触して異音が発生するケースも少なくありません。

ATTENTION

室外機まわりのNGパターン

・直接水をかける
・室外機を移動させる
・吹き出し口の前に障害物を置く
・脚部ゴムを変えていない
・掃除しない

4-2. 自分でできる対策と業者へ依頼する目安

室外機の振動が軽度であれば、自分で改善できるケースもあります。まずは室外機の周囲に障害物がないか確認し、落ち葉やゴミなどがあれば取り除きましょう。また、室外機がぐらついている場合は、防振ゴムや防振マットを脚の下へ設置することで、振動音が軽減されることがあります。

「ブーン」という音が以前より大きくなっている、金属が擦れるような音が混じる、振動が室内まで伝わる、冷暖房の効きが悪くなっているといった症状がある場合は、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。小さな異常の段階で対応すれば、大きな故障を防げる可能性があります。

防振マットで改善する場合もある
室外機周辺は定期的に掃除する
異物混入やコンプレッサーの異常は業者へ依頼
異音と冷暖房の効きが悪い場合は早めの点検がおすすめ

5. 異音が続くときの判断基準と業者への相談タイミング

5-1. 「様子見でいい音」と「すぐ相談すべき音」の違い

エアコンから異音が聞こえると「故障したかもしれない」と不安になりますが、すべての異音が修理を必要とするわけではありません。運転開始や停止時だけに聞こえる「ピシピシ」「パキパキ」といった音は、熱膨張・収縮による正常な動作音であることが多く、基本的には様子を見ても問題ありません。

一方で、運転中ずっと異音が続く場合や、以前より音が大きくなっている場合は注意が必要です。モーターやファン、コンプレッサーなどの部品が劣化している可能性があり、そのまま使用を続けることで故障が悪化することもあります。

また、異音だけでなく「冷暖房の効きが悪い」「室内機から水漏れしている」「焦げたような臭いがする」「エラーコードが表示されている」といった症状が同時に発生している場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。

5-2. 修理か買い替えか?使用年数を目安に判断しよう

購入から5年程度までであれば、保証期間内で修理できる場合もあり、比較的修理を選択しやすい時期です。
6~9年程度になると部品の劣化が進み始めるため、修理費用と新品への買い替え費用を比較して判断するのがおすすめです。

一方で、10年以上使用しているエアコンはメーカーの部品保有期間が終了していることもあり、修理できないケースや修理費用が高額になるケースがあります。また、近年のエアコンは省エネ性能が向上しているため、買い替えることで電気代を抑えられる可能性もあります。

異音が発生したタイミングは、エアコン全体の状態を見直す良い機会です。修理を繰り返すよりも、長期的なランニングコストや安心感を考慮して買い替えを選択した方が結果的にお得になる場合もあります。

使用年数別・修理と買い替えの目安
❶.~5年
修理を優先。保証の対象になる場合もある
❷.6~9年
修理費用と買い替え費用を比較して判断
❸.10年以上
部品供給や修理費用を考慮し、買い替えを優先的に検討

まとめ

まとめ
1
キュルキュル・キーキー音
ファンモーターやベアリングの劣化、ホコリの蓄積などが原因として考えられます。フィルター掃除で改善することもありますが、異音が続く場合は専門業者への点検がおすすめです。
2
ポコポコ・ボコボコ音
ドレンホースから空気が逆流していることが主な原因です。消音弁(ドレンキャップ)の設置やドレンホースの点検・清掃で改善するケースが多くあります。
3
ピシピシ・パキパキ音
運転開始や停止時だけに聞こえる場合は、樹脂パネルの熱膨張・収縮による正常な動作音であることがほとんどです。ただし、運転中も鳴り続ける場合は点検を検討しましょう。
4
ガタガタ・ブーン音
室外機の振動や異物混入、部品の緩みなどが原因として考えられます。室外機の周囲を確認し、防振対策を行っても改善しない場合は専門業者へ相談しましょう
5
異音が続く場合は早めの点検を
異音に加えて冷暖房の効きが悪い、水漏れや異臭がある場合は故障が進行している可能性があります。使用年数が10年以上のエアコンは、修理だけでなく買い替えも視野に入れて検討することをおすすめします。


株式会社ステレアでは、エアコンの異音や水漏れ、効きが悪いなどのトラブルにも対応しております。
「この音は故障なのかな?」
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
早めの点検・適切なメンテナンスが、大切なエアコンを長く快適に使うためのポイントです。




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