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1. エアコンはつけっぱなしの方が安い?

1-1. 電気代が下がると言われる理由

エアコンは「設定温度に達するまで」が最も電力を消費します。
そのため、何度もオン・オフを繰り返すより、一定温度を保つつけっぱなし運転の方が結果的に電気代が安くなることがあります。
特に夏場で外気温が高い時間帯は、再起動時に大きな負荷がかかるため、短時間の外出や昼寝のときはつけっぱなしがお得です。
ただし、冷房負荷が低い朝晩や冬の暖房時は、条件が異なるため注意が必要です。

1-2. 実際に電気代が上がるケース

つけっぱなし運転が常に安いとは限りません。
長時間外出したり、部屋の断熱性能が低かったりすると、逆に電気代が高くなることも。
また、設定温度を低すぎる(または高すぎる)ままにすると、エアコンが常にフル稼働してしまい、かえって消費電力が増えます。
節約効果を出すには「温度設定+環境整備」のバランスが大切です。

2. つけっぱなし運転のメリット・デメリット

2-1. 快適さ・温度安定のメリット

つけっぱなし運転の最大のメリットは「室温が安定する」こと。
外気温の変化に左右されず、常に快適な温度を保てるため、体への負担も軽減されます。
また、湿度の上昇を防げるため、カビの発生も抑制。結果的に空気の清潔さが保たれ、健康面にもプラスです。
さらに、頻繁な起動・停止による部品の負担が減るため、エアコンの寿命を延ばす効果も期待できます。

2-2. 機械への負担や健康面のデメリット

一方で、つけっぱなしにするとフィルターが汚れやすくなり、メンテナンス頻度が増えます。
また、冷えすぎによる体調不良や乾燥も起きやすく、特に寝室では要注意。
設定温度を28℃(冷房)・20℃(暖房)にし、サーキュレーターを併用するなどして空気を循環させることが大切です。

3. つけっぱなしがお得になる条件

3-1. 外出時間別に見る「得・損」の境界線

一般的に「外出が1〜2時間以内ならつけっぱなしが得」と言われています。
外出が3時間を超える場合は、一度電源を切ったほうが節約になります。
特に夏の昼間は外気温が高く、部屋が短時間で熱をためやすいため、帰宅1時間前にタイマーで自動ONするのが最も効率的です。

3-2. 室温・断熱・気候の影響

断熱性の高い住宅では、冷暖房効果が長持ちするためつけっぱなしが有利です。
逆に、古い木造住宅などは外気の影響を受けやすく、電気代がかさみがち。
また、湿度の高い地域では除湿モードを活用することで消費電力を抑えられます。
つまり、「環境によって損得が変わる」ことを理解しておくのがポイントです。

4. シーン別おすすめの使い方

エアコンの効いた部屋で寝る子どもと主婦

4-1. 就寝時・夜間のエアコン運転法

就寝時は冷やしすぎ・暖めすぎに注意が必要です。
タイマー機能を活用し、入眠後2〜3時間で自動オフ設定にしておくと快眠と節電の両立が可能。
最近のモデルは「おやすみモード」や「体感温度センサー」が搭載されており、自動で最適運転を行ってくれます。
乾燥が気になる場合は、加湿器を併用しましょう。

4-2. 日中・外出時のつけっぱなしのコツ

日中に在宅する場合は、サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させることで、設定温度を1〜2℃上げても快適に過ごせます。
外出時は、カーテン・ブラインドを閉めて直射日光を防ぎ、熱がこもらない工夫を。
短時間の買い物や散歩ならつけっぱなし、長時間の外出ならオフ+帰宅前タイマーONが最適です。

5. 長く使うためのメンテナンスと節電対策

5-1. フィルター掃除と風向きの工夫

フィルターが汚れていると、冷暖房効率が10〜20%下がり、電気代が増加します。
2週間に1回のフィルター掃除を習慣にし、風向きを「水平」に保つことで効率を最大化。
冷気や暖気を部屋全体に均一に行き渡らせることで、つけっぱなし時のムダな稼働を防げます。

5-2. 室外機と設定温度の見直し

室外機の前に障害物があると放熱が妨げられ、電力消費が増加します。
風通しを良くし、直射日光を避けることで5〜10%の節電が可能。
また、設定温度を冷房は28℃、暖房は20℃を目安にすることで、つけっぱなし時も最も効率の良い運転になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「エアコンのつけっぱなし」は、使い方次第で電気代節約にも、快適さアップにもつながる運転方法です。
外出時間や室温環境を考慮して上手に使えば、年間を通してムダのない快適生活が実現します。
大切なのは「切る・つける」ではなく、「どう運転させるか」。
正しい知識で、エアコンを賢く活用しましょう!
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