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「中古エアコンはやばいって本当?」「安いから中古にしようと思っているけど後悔しない?」 中古エアコンは本体価格が安く魅力的に見えますが、取り付け工事費や追加工事、電気代、保証などを含めると、新品のほうがお得になるケースも少なくありません。 一方で、使用期間や設置環境によっては中古エアコンが向いている人もいます。 この記事では、「中古エアコンはやばい」と言われる理由や、どんな方が購入すべきなのか、新品との違いをエアコン工事のプロが分かりやすく解説します。

1. 中古エアコンは本当にやばい?安いとは限らない理由

1-1. 中古エアコンが「やばい」と言われる理由

結論から申し上げますと、中古エアコンそのものがすべて「やばい」わけではありません。それにもかかわらず、ネット等でネガティブな言葉が飛び交う最大の理由は、「購入後の予期せぬトラブル」に遭遇する確率が新品よりも高いと考えます。

例えば届いた製品の内部のカビが大量に発生していたり、前所有者のタバコの臭いが染み付いていたりするといった衛生環境の個体差が激しいという問題があったり。
エアコンの心臓部であるコンプレッサー(冷媒ガスを圧縮して循環させる部品)の劣化具合は外見から判別できません。
そのため、運悪く購入直後に中古エアコンが故障してしまい、「すぐに冷えなくなった」「異音がする」といった事態に陥ることがあります。こうした衛生リスクと、寿命に伴う突然の故障リスクの2点が組み合わさることで、「中古エアコンはやばい」という極端な評価に繋がっているのが現状です。
POINT 中古エアコンそのものが悪いわけではなく、購入ルートによる「衛生状態の個体差」と「内部部品の劣化による故障リスク」の高さが、「やばい」と言われる原因です。

1-2. 本体価格だけで判断すると後悔することも

中古エアコンを選ぶ多くの方は、その圧倒的な「安さ」に魅力を感じています。しかし、本体価格の安さだけで飛びつくと、最終的な支払額で後悔することになりかねません。

エアコンはテレビや冷蔵庫とは異なり、コンセントを挿すだけでは使えない「半製品」です。必ず専門業者による設置工事が必要となります。中古品の場合、オークションなどで「本体のみ」を格安で手に入れても、その後に手配する中古エアコンの取り付け費用が想像以上に高額になり、新品を工事費込みで買った場合と総額がほとんど変わらなくなるケースが多々あります。さらに、一般的なエアコンの設計上の標準使用期間は約10年とされています。もし製造から5年経過した中古品を購入した場合、残りの寿命は5年程度です。目先の本体代金が安くても、すぐに寿命を迎えて買い替えになれば、工事費が二重にかかりトータルコストはかえって割高になってしまいます。

2. 本体価格以外にかかる費用

エアコン 電気代 イメージ

2-1. 取り付け工事で追加費用が発生するケース

中古エアコンを設置する際、最もトラブルになりやすいのが現地で発覚する「追加の工事費」です。新品であれば一式揃っている部材や保証されている状態が、中古品では失われていることが多いため、別途費用化しやすくなります。具体的には、中古品ならではの理由で以下の費用が発生します。
1
標準工事▶︎中古の落とし穴
室内機と室外機を設置する基本作業ですが、中古品は「壁に引っ掛ける金属板」や「純正リモコン」が欠品しているケースがあり、その場合は部材の取り寄せや互換品の準備で追加費用がかかることがあります。
2
配管交換▶︎原則必須
新品には新しい配管が付属(または用意)されますが、中古品に付属している使用済みの配管は、金属疲労で硬化しており再利用するとガス漏れの原因になります。そのため、安全のためにほぼ確実に「配管の新規交換費用」が実費で発生します。
3
電圧変更・専用回路
ネットやリサイクルショップで購入した中古エアコンが、設置したい部屋のコンセント(100V)と合わない「200V仕様の大型モデル」だった場合、分電盤の電圧切り替え工事や、エアコン専用コンセントを新設する大がかりな電気工事が必要になります。
4
ガス補充▶︎トラブル最多
前の持ち主が取り外す際、室外機にフロンガスを閉じ込める作業に失敗していると、ガスが抜けてしまいます。そのまま設置しても冷暖房が効かないため、現地で数万円かけてガスを丸ごと再補充しなければならないケースが多発しています。
5
配管カバー
中古エアコンは外観に経年劣化が出やすいため、外壁に露出する配管をそのままにすると見栄えがさらに悪くなります。新品以上に、見た目の美しさと配管の保護を目的とした「化粧カバー(オプション)」の設置を推奨されることが多いです。

2-2. 見落としがちな維持費

購入時だけでなく、使い始めてから発生するランニングコストや維持費の視点も欠かせません。

まず挙げられるのが中古エアコンの電気代です。エアコンの省エネ性能は年々進化しているため、10年前のモデルと現行モデルを比較すると、年間で数千円から1万円以上の電気代の差が出るケースがあります。
さらに重要なのが、故障時のリスクです。中古品はメーカーの標準保証が切れていることが大半で、販売店の独自保証も期間が短い(3ヶ月〜1年程度)のが一般的です。万が一、保証期間外に心臓部のコンプレッサーや電子基板が故障した場合、修理費に5万〜10万円近くかかり、買い替えた方が安くなることも珍しくありません。また、製造から9年以上が経過した古いモデルになると、メーカーの「補修用性能部品の保有期間」が終了しているため、そもそも部品が手に入らず修理不能となるリスク(部品供給終了)も潜んでいます。

3. 新品と5年間の総額を比較

エアコンの画像

3-1. 初期費用だけを見ると中古が安い

初期費用、すなわち「買ってすぐに部屋で使える状態にするまでの費用」だけを比較すれば、やはり中古エアコンに軍配が上がります。

例えば、新品で工事費込み10万円ほどするスタンダードな6畳用エアコンを検討する場合、製造から3〜4年落ちの中古品であれば、本体代を2万〜3万円前後で見つけることも可能です。これに配管交換を含む標準的な取り付け工事費(約2万〜2.5万円)を足したとしても、初期費用は約5万円に抑えられます。新品と比較して約半分の初期投資で済むため、急な引越しでまとまった出費を避けたいタイミングや、一時的な住まいで初期コストを限界まで削りたいという状況において、中古エアコンが非常に強力な味方になることは間違いありません。

3-2. 長く使うなら新品がお得になるケース

一方で、そのエアコンを「5年間使い続ける」という前提でシミュレーションを行うと、結果は大きく変わってきます。
以下の比較表は、6畳用エアコンを中古(4年落ち)で購入した場合と、新品で購入した場合の5年間のトータルコストの目安を示したものです。

比較項目中古エアコン
(4年落ち)
新品エアコン
(最新モデル)
本体価格約25,000円約70,000円
初期工事費
(配管交換等含む)
約25,000円約15,000円
(標準工事込みが多い)
5年間の電気代
(目安)
約75,000円
(省エネ性能やや低め)
約65,000円
(最新の省エネ性能)
故障修理・
メンテナンス費
約20,000円
(小修理1回程度を想定)
0円
(メーカー・量販店保証内)
5年間総額
(トータルコスト)
約145,000円 約150,000円


※金額は6畳用エアコンを想定した一例です。設置環境や機種、使用頻度、工事内容によって実際の費用は異なります。


表をご覧の通り、初期費用では5万円の差があったものの、5年間の電気代の差額や、1回程度の故障修理リスクを考慮すると、5年間の総額の差はほとんどなくなることがわかります。もし中古品が5年以内に完全に寿命を迎えてしまえば、再度の買い替え・工事費用が発生し、新品よりも高くついてしまいます。長く使う部屋であれば、最初から新品を選んだ方が長期的なコストパフォーマンスと安心感は高くなります。

4. 中古がおすすめな人・新品がおすすめな人

4-1. 中古エアコンがおすすめな人

ここまでの特徴を踏まえ、プロの視点から中古エアコンの購入が本当に向いている「おすすめな人」の条件をまとめました。
中古エアコンが向いている人の特徴
1. 賃貸物件や単身赴任などで、2〜3年程度しかその部屋に住む予定がない方
2.初期費用をとにかく抑えたい方
3.衛生面で特に問題なく使用できる方
上記のように「短期間の利用と割り切っている場合」や「使用頻度が低く稼働時間が短い場合」、そして「中古ならではのリスクを正しく理解して受け入れられる場合」は、中古エアコンのデメリットである寿命の短さや電気代の高さが表面化しにくいため、中古を選ぶメリットを最大限に活かすことができます。

4-2. 新品エアコンがおすすめな人

一方で、以下のような条件に当てはまる方は、迷わず新品エアコンを選択することを強く推奨いたします。
新品エアコンが向いている人の特徴
1.マイホームの購入や、長期契約の賃貸など、同じ場所に5〜10年以上住む予定の方
2.リビングなど、毎日長時間にわたってエアコンを稼働させるメインの部屋に設置する方
3.赤ちゃんや高齢者、ペットがおり、突然の故障や内部のカビ・衛生面が絶対に許容できない方


新品は最新の省エネ機能を搭載しているため毎月の電気代が安く、メーカーや量販店の長期無料保証が付帯することが多いため、毎日の生活の安心感と長期的な経済性を両立できます。

5. 後悔しない選び方

5-1. 購入前に必ず確認したいチェックポイント

もし中古エアコンの購入、あるいは知人から譲り受けるなどの方法を選ぶ場合は、トラブルを未然に防ぐために以下のチェックリストを必ず確認してください。

✔ 中古エアコン購入前の必須チェックリスト
✔︎製造年式: トラブル回避のため、製造から「5年以内」の製品を選びましょう。
✔︎購入ルート: オークション等の個人間売買は避け、分解洗浄と動作確認を行っている「中古エアコン専門店」から購入すること。
✔︎店舗保証の有無: 最低でも「6ヶ月〜1年間」の動作保証が付いているか確認してください。
✔︎付属品の確認: 純正リモコン、室内機を取り付けるための「背面板(取付板)」が揃っているか。

特に個人売買では、室内機を壁に固定する「背面板」が欠品していて取り付けができないトラブルが非常に多いため注意が必要です。

5-2. 迷ったら工事業者へ相談するのがおすすめ

ここまで中古と新品を比較してきましたが、「自分の部屋には結局どちらがいいのか分からない」「ネットで見つけた中古品が、今の部屋に取り付けられるか不安」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、ぜひ一度プロの工事業者である当社へお気軽にご相談ください!
当社では、お客様のご予算や使用予定期間、お部屋の構造を丁寧にヒアリングし、プロとして中立な立場で最適なご提案をいたします。

また、当社では新品エアコンの販売・施工はもちろんのこと、お客様が他店で購入された中古エアコンの取り付け工事にも喜んで対応させていただきます。さらに、「以前住んでいた家から取り外したエアコンを新しい家に移したい」「お友達からエアコンを譲ってもらったので設置したい」というエアコン 移設工事まで、すべてのニーズに一社完結でお応えできます。現地での急な追加費用の発生を防ぐため、事前の見積もりも明瞭に行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください!

まとめ

「中古エアコンはやばい」と言われる背景には、隠れた工事費用や衛生面、故障リスクといった理由がありました。
しかし、利用期間や設置する部屋の目的をしっかりと見極め、信頼できる専門店から購入すれば、初期費用を大幅に抑えられます。

長く使うメインのお部屋なら新品、数年の仮住まいや使用頻度の低い部屋なら中古、そしてお持ちのエアコンがあるなら移設と、状況に応じた最適な選択をすることが後悔しないための最大の秘訣です。エアコン選びや取り付け工事のことで少しでも不安な点があれば、いつでも私たちにお任せください。あなたの快適な暮らしを全力でサポートいたします!



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