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「エアコンの回収は無料です」という広告を見て、『ラッキー!』と思う方もいるかもしれません。 今回は無料になる理由と、あとから請求されたり失敗したりしないための頼み方をまとめました。
TIPS

先に結論を知りたい方へ

無料にできるのは、回収したエアコンを売ってお金にできるからです。
ただし、無料でも、法律で決められた手順を守る必要がありますので、許可の有無と料金の総額を先に確認すれば失敗は防げます。
また、年式や状態によっては、引き取ってもらえない可能性・料金が発生してしまう場合もあります。

「あとから請求された」を防ぐ!エアコン無料回収の仕組みと注意点

1-1. 無料にできる4つの仕組み

エアコンの回収を無料にできる理由は、回収したエアコンを、売ってお金にできるからです。

エアコンには、銅やアルミなどの金属が多く使われています。
動くエアコンなら、中古品として売ることもできます。

回収する側がお金にする方法は、主に次の4つです。
仕組みどんなこと?
中古品として売る比較的新しく、ふつうに動くエアコンは、リサイクルショップやネットで売れる
海外で売る日本のエアコンは丈夫で、海外の中古市場でも人気があると言われる
部品を売る動かなくなっても、中の部品が修理用に売れる場合がある
金属を売る銅、アルミ、鉄などを取り出して、資源として売れる
この売ったお金で、回収にかかる人件費やガソリン代をまかなう。

これが、無料にできる理由と言われています。
POINT

無料は、ボランティアではありません

回収する側は、売ったお金で費用をまかなっています。そのため、売れないエアコンや、手間がかかるエアコンは、無料にならないことがあります。


ステレアロゴ
ちなみに、ステレアは回収したエアコンを売って会社の売り上げにしていません!

1-2. 無料になりやすいエアコン、なりにくいエアコン

無料になるかどうかは、
主にエアコンの年式と動き、そして取り外しのしやすさで決まります。
見るところ無料になりやすい無料になりにくい
年式・動き製造から数年で、ふつうに動く古い、動かない、壊れている
取り外しすでに外してある。低い場所で外しやすい高い場所、屋根の上、配管が長いなど
一般的には、製造から数年以内で、ふつうに動くものが売りやすいとされています。

例えば、10年以上前のエアコンだと、無料を断られたり、料金がかかったりすることがあります。

基準は業者によって違います。
反対に、製造から3年未満など、年式が新しいエアコンは対象外にしている業者もあります。

そのときは、買取をしている業者に相談するのも一つの方法です。

自分のエアコンが無料になるかどうかは、業者に見てもらわないと分かりません。

電話で「無料です」と言われても、型番や年式を伝えて、あらためて確認しておくと安心です。

次の章では、無料なのに費用の話が出てくる理由を説明します。

2. 無料なのに、なぜ費用の話が出てくるの?

2-1. 法律で決まっている費用

エアコンは、家電リサイクル法という法律の対象です。

簡単に言うと、エアコンは決められた方法で処分しなければならない、というルールです。

捨てる人は、次の費用を払うのが基本です。
費用誰が決める?どんな費用?
リサイクル料金エアコンのメーカー資源として再利用するための料金。メーカーごとに決まっている
収集運搬料金引き取るお店お店から処理する場所まで運ぶための料金。お店ごとに決まっている
取り外しの工事費工事をする業者壁に付いているエアコンを外すための費用。別にかかることが多い
リサイクル料金と収集運搬料金は、合わせて2,000〜4,000円程度が目安と言われています。

ただし、メーカーやお店で違います。
取り外しの工事費は、別にかかることが多くなります。

頼む前に、総額でいくらかかるのかを聞いておくことが大切です。

2-2. 「無料」と「決まりの費用」の関係

「無料」と「決まりの費用」は、本来は別の話です。

無料をうたう業者は、決まりの費用をお客様から取らず、売ったお金でまかなう形をとっています。

許可を持ち、正しい手順で処理している業者なら、これは問題ありません。

問題は、売ったお金で費用をまかなえなかったときです。

その場合、次のような形で、費用のしわ寄せが起きることがあります。
・あとから、取り外し代や運搬代などの名目で請求される
・正しい処理の手順を省いて、費用を浮かせてしまう
・売れる部分だけを取って、残りを捨ててしまう
「無料」の裏で、誰が費用を負担しているのかを考えることが、失敗を防ぐ第一歩です。
TIPS

無料の回収が、すべて危険というわけではありません

許可を持ち、正しい手順で処理していて、料金の説明も分かりやすい。
こうした業者なら、無料の場合もあります。大切なのは「無料かどうか」ではなく、「確認できる業者かどうか」です。

次の章では、無料回収で実際に起きやすい失敗を見ていきます。

3. 無料回収で失敗するのは、どんなとき?

3-1. あとから請求される

無料回収で多いのが、あとから料金を請求されるトラブルです。

自治体も「無料」をうたう回収業者への注意を呼びかけています。
ATTENTION

注意が呼びかけられているトラブルの例

・「無料」と聞いていたのに、当日になって取り外し代や運搬代を請求された
・階段の作業代などの名目で、料金を上乗せされた
・断りにくい雰囲気の中で、その場で支払いを求められた

こうなる原因は、無料の範囲があいまいなまま、頼んでしまうことです。
例えば、電話では「回収は無料」と聞いていても、取り外しが含まれているかは別の話です。

「回収だけが無料」で、取り外しは別料金ということもあります。

頼む前に、次の4つを文字で残しておくと安心です。
⚫︎料金の総額(税込)
⚫︎無料の範囲(取り外し・運搬・処分のどこまでか)
⚫︎追加料金がかかる条件
⚫︎業者の名前と連絡先
メールやメッセージで残しておけば、あとから言った言わないを防げます。

3-2. 回収したエアコンが不法投棄される

もうひとつの失敗が、回収したエアコンが、正しく処理されないことです。

許可のない業者の中には、売れる金属だけを抜き取って、残りを山や空き地に捨てる例が報告されています。

環境省の調査では、令和5年度に不法投棄された廃家電は、全国で推計約36,000台です。

この数字は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など4品目の合計で、前年度より減っています。
このうちエアコンは約2.4%で台数にすると約860台と計算できます。

台数は多くありません。
ただし、ゼロでもありません。
なお、この数字は、自治体が回収した不法投棄の数です。

無料回収の業者だけが原因という数字ではありません。

持ち主にとっても、人ごとではありません。
業者が不法投棄した場合、持ち主があらためて処理の費用を負担する可能性がある、と案内する自治体があります。

安く済ませたつもりが、費用も手間も二重にかかることがあります。

次の章では、危ない業者の見分け方を説明します。

4. 危ない無料回収業者は、どう見分ける?

4-1. 注意したい業者の特徴

次のような業者には、特に注意が必要です。
特徴心配な点
軽トラックで街を回りながら、呼びかけている許可の有無が分からず、回収後の行き先も分かりにくい
広告だけで「何でも無料」と集めている無料の範囲があいまいで、あとから請求されやすい
会社名、住所、許可の番号が書かれていないトラブルのときに、連絡が取れなくなるおそれがある
料金を聞いても、総額をはっきり言わない当日に追加料金を言われやすい
その場で、急いで決めさせようとする比べたり、断ったりしにくくなる
ひとつでも当てはまったら、いったん立ち止まって確認しましょう。
業者を選ぶときの全体的なポイントは、こちらの記事でも解説しています。
要注意!エアコン業者の怪しいサインと契約前確認事項
要注意!エアコン業者の怪しいサインと契約前確認事項業者を選ぶときに気をつけたいサインをまとめています。

4-2. 頼む前に確認する4つのこと

頼む前に、次の4つを確認してください。

1
市区町村の許可(一般廃棄物収集運搬業の許可)の番号を、教えてもらえるか
2
会社名・住所・電話番号を、教えてもらえるか(公式サイトなどで実在も確認する)
3
回収したあとの行き先(売る、リサイクルする)を、説明できるか
4
家電リサイクル券の控えなど、処分の証明をもらえるか
次の章では、いちばん安心できる処分の方法を紹介します。

5. いちばん安心なエアコンの処分方法は?

5-1. 頼み先を比べる

安心して処分するなら、法律に沿った決まりのルートを使うのが基本です。
状況ごとに、頼み先を整理しました。
頼み先向いている人安心度費用の目安
新しくエアコンを買うお店買い替える人◎リサイクル料金+収集運搬料金(取り外しは別のことが多い)
以前にエアコンを買ったお店買い替えないが、購入店が分かる人◎同上
郵便局で家電リサイクル券を買って、指定の引き取り場所へ持ち込む自分で運べる人◎リサイクル料金(運ぶ手間は自分)
市区町村が案内する許可業者購入店が分からない人○業者ごとに確認
無料回収おすすめしません×0円のようで、あとから費用がかかることも
市区町村が、エアコンを直接回収しないところは多くあります。

その場合は、購入店や、許可のある業者を案内してもらえます。

自治体のホームページか、窓口で確認してみてください。

買い替えるときは、新しく買うお店に、古いエアコンの引き取りも頼むのがいちばん簡単です。

お店には、買い替えのときに古いエアコンを引き取る決まりがあります。

5-2. 取り外しから処分までの流れ

処分には、取り外しの工事が必要です。
取り外しの当日までの流れは、次のようになります。
頼み先と料金が決まったあとの手順です。

1
取り外しの日を決める(買い替えなら、新しいエアコンの取り付けと同じ日にできるか聞く)
2
室外機のまわりと、エアコンの下を片付けておく
3
当日は立ち会って、取り外したあとの壁の穴をどうするかを、事前に聞いておく
4
引き渡しが終わったら、受け取った書類を保管しておく
取り外しは、エアコンの中のガスや、配管の扱いが必要な作業です。

自分で外そうとすると、ガスが漏れたり、けがをしたりするおそれがあります。

取り外しは、工事の専門業者に任せるのが安心です。

6. エアコンの無料回収でよくある質問

Qエアコンの下取りサービスとは?
Aエアコンの下取りとは、新しいエアコンを購入する際に、古いエアコンを一緒に引き取ってもらえるサービスのことです。
今までのエアコンを自分で処分する必要がないので、おまかせでお手軽に買い替えができます。
Qエアコンの下取りサービスでも手数料はかかるの?
A家電リサイクル法で定められている「リサイクル料金」と、処分する場所まで運ぶ費用の「収集運搬料金」が別にかかります。
取り外しの工事費も、別にかかることが多くなります。
Qエアコンの無料回収は、本当にありますか?
Aあります。売れるエアコンなら、売ったお金で費用をまかなう形です。
ただし、法律ではリサイクル料金と収集運搬料金を払うのが基本なので、何が無料なのかを必ず確認してください。
Q古いエアコンでも、無料で引き取ってもらえますか?
A製造から年数がたちすぎたものや、動かないものは、無料にならないことがあります。
反対に、製造から3年未満など、年式が新しいものを対象外にしている業者もあります。
条件は業者ごとに違うため、型番と年式を伝えて、引き取れるかを先に確認してください。
Qリサイクル料金はいくらですか?
Aメーカーごとに決まっています。収集運搬料金と合わせて、3,000〜6,000円程度が目安と言われています。
取り外しの工事費は、別にかかることが多くなります。
Q売れるエアコンは、買い取ってもらえますか?
A製造から年数が浅く、ふつうに動くものは、買い取ってもらえる場合があります。
無料回収と買取は別の話です。金額や条件は業者によって違うため、先に確認しましょう。
Q許可のない業者に渡したら、責任はどうなりますか?
A業者が不法投棄をした場合、持ち主があらためて処理の費用を負担する可能性があると、案内する自治体があります。
責任の重さは状況によって変わるため、心配なときは市区町村に相談してください。
Q処分の証明は、もらったほうがいいですか?
Aもらっておくと安心です。家電リサイクル券の控えがあれば、正しいルートで処分された証明になります。
Q取り外しだけを頼むことはできますか?
Aできます。取り外しだけを、専門の業者に頼む方法があります。
ステレアでも、取り外しからご相談いただけます。

まとめ

エアコンの回収を無料にできるのは、回収したエアコンを、売ってお金にできるからです。
ただし、無料でも、法律で決まった手順を守っている業者かどうかが大切です。

頼む前に、許可の番号、料金の総額、無料の範囲、処分の証明の4つを確認してください。
買い替えなら、新しく買うお店に頼むのがいちばん簡単です。
迷ったときは、市区町村に聞けば、案内してもらえます。

取り外しの工事は、別にかかることが多いため、早めに手配を考えておきましょう。

家庭用エアコンのことなら【ステレア】にお任せください。
取り付け・移設・取り外しまで、経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。

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